2013年 カンボジア訪問レポート
- 2022.02.22
カンボジアは1953年にフランスから独立したものの1991年まで内戦が続き、多くの難民を出すなどいまだに国家が再建の途上にあります。アジアの中でも最貧国の1つとされるカンボジアは、すべての子どもが当たり前のように教育を受けられる環境ではありません。 当社ではこういった状況を踏まえカンボジアの子どもたちに教育の場を提供したいという思いから2005年にプラン・ジャパンを通して小学校を寄付いたしました。
そしてこのたび、開校から7年たち、ようやく現地を訪れることができました。
場所はカンボジア第三の都市コンポンチャムから車で約2時間のところにあるToul Samboという村。
プランの現地担当者に案内してもらいました。
教室は4つ、残り1つは職員室兼図書室です。トイレ棟もきれいに使われていました。
遊具は学校に通う動機付けにもなるので非常に重要だということです。
日本にはない発想で目からウロコでした。
あとで聞いたら日焼けしていない私たちの肌に興味津々だったそうです。
最初は不思議がっていた子どもたちも、飛ぶことが分かると楽しくなってきたようです。
遠くに飛ばした上位3人に、折り紙をプレゼント。つかみはOK?
型の実演のあと、みんなで正拳突きをやってみました。押忍!!
最初は照れていましたが歌いだすとみんな堂々としています。
中学校の就学率は約30%(貧困に加え中学校が不足しているため)、
1日の世帯収入が1ドル(首都プノンペンの約3分の1)という厳しい暮らしの中、
教育が子どもたちの将来の希望になることを願っています。
今後も継続的な支援を続け、できるだけ現地を訪れたいと思っています。
また来年、子どもたちに会いに行けるよう社員一同頑張ります!