「海外のウェビナー映像に字幕やナレーションをつけたいけれど、労力がかかる」
「自社で制作したウェビナーの翻訳や映像編集はどこに依頼すればよいか」
といったお悩みを抱えていないでしょうか。
結論を先取りすると、ウェビナー映像の翻訳は、翻訳スキルも映像加工スキルも高い翻訳会社に依頼するのがおすすめです。
この記事では、ウェビナー映像の翻訳を翻訳会社に依頼するメリットや、実際に依頼する場合の流れについても解説します。
目次
高まるウェビナー映像翻訳への関心と課題
英語や多言語で制作されたウェビナー映像に字幕やナレーションがつくと、内容の理解度も活用度も高められます。しかし、多くの人が正確で的確な翻訳の確保に難しさを感じているのが現状です。
ここでは、ウェビナー映像翻訳への関心やニーズが高まった背景と、現状における課題について解説します。
ウェビナーの映像翻訳に関心が高まった背景
昨今の新型コロナウイルスの世界的な猛威による影響を受け、オンライン型コミュニケーションの技術は飛躍的に向上し、日常的に活用されるようになりました。
オンラインセミナーは「ウェビナー」と呼ばれ、さまざまな分野でニーズが高まっています。会社や自宅に居ながら学びの場に参加できるため、個人利用はもちろん、学術機関や企業によって積極的に導入されるようになりました。
ウェビナーであれば、渡航の手間やリスクなしに、海外の先進的な講義やセミナーに参加して学ぶことも可能です。また、自社で制作したウェビナー映像を、販路の拡大や顧客との関係構築のために海外に向けて発信することもできるでしょう。
ウェビナー映像を翻訳する際の課題
オンライン型コミュニケーションのグローバル化とともに、動画の視聴やWEB会議で自動翻訳ツールの技術や精度も向上し、広く使われるようになりました。ただし、現状では不自然な翻訳や誤訳も多いため、正確な内容伝達が求められるウェビナーには不向きといえます。
また、ウェビナー映像の翻訳と一口にいっても、その作業は多岐に渡ります。また、字幕の焼き付けなどには専門の機材や技術が必要です。発注先の洗い出しや手配などにも時間と手間がかり、担当者の業務効率の低下を招く恐れもあるため、自社や担当課でウェビナー翻訳するには限界があるといえるでしょう。
ウェビナー映像の翻訳を翻訳会社に依頼するメリット5つ
ウェビナー映像の翻訳を外注するのであれば、映像翻訳に定評のある翻訳会社に依頼するのがおすすめです。
ここでは、翻訳会社に依頼することで得られるメリットを5つ紹介します。
英語をはじめ、多言語に対応
翻訳会社に依頼すると、英語のウェビナー映像をプロ翻訳者の手によって翻訳してもらえます。翻訳会社であれば、経験も実績も豊富なうえ、現地の文化や事情に詳しいプロの翻訳者に対応してもらえます。そのため、機械通訳では得られない細やかな翻訳が可能です。
また、多言語に対応している翻訳会社であれば、英語はもちろん、さまざまな言語のウェビナーで学ぶ可能性が広がります。自社で製作したウェビナー映像を翻訳して世界中に発信することも可能です。ただし、対応可能な言語は翻訳会社によって異なるため、英語以外の言語を翻訳したい場合は事前に問い合わせてみるとよいでしょう。
質の高い翻訳者によるダブルチェックで誤訳のリスクを解消
せっかく内容のある海外のウェビナーを見つけても、曖昧な翻訳や誤訳、約抜けが多いと受講者がストレスを感じるだけでなく、内容を理解できないこともあるでしょう。さらに、誤訳された内容によっては、のちにトラブルに発展するリスクも高まります。そのため、翻訳ツールで翻訳したあとにチェックや修正に追われ、業務効率の低下に悩む担当者も多いでしょう。
質の高い翻訳者に依頼すると、専門的な内容も正確で読みやすく仕上げてくれます。さらに、翻訳会社にはダブルチェック体制があるため、誤訳によるリスクを解消できます。 なお、専門性の高い分野の翻訳については、翻訳会社によって対応可能な範囲が異なるため、問い合わせが必要です
翻訳から編集までワンストップで対応してもらえる
ウェビナーの翻訳と一口にいってもその作業は多岐に渡ります。ざっと洗い出しただけでも以下のような作業が発生します。
さらに、パワーポイント資料がある場合は、その翻訳や字幕挿入・調整も必要です。
これらを自社で対応しようとすると多大な労力がかかりますが、翻訳会社に依頼すると一手に引き受けて対応してもらえます。ほかの制作会社と比べて質の高い字幕やナレーションが保証される点も、翻訳会社ならではのメリットです。
さらに、担当者の業務軽減やスムーズなウェビナー導入につながるため、ワンストップで依頼できるメリットは非常に大きいといえるでしょう。
吹き替えやボイスオーバー翻訳にも対応
ウェビナー映像にナレーションを付ける場合、翻訳会社に依頼すれば吹き替えのほか、ボイスオーバー翻訳にも対応してもらえます。
ボイスオーバー翻訳とは、原音を小さい音で残して翻訳を重ねる映像翻訳の手法です。スピーカーの話し方や抑揚を元の言語でそのまま残せるため、よりリアルで臨場感のあるウェビナー映像に仕上がります。受講者の理解度や満足度も高められるでしょう。 吹き替えやボイスオーバー翻訳をウェビナーに取り入れたい場合は、映像翻訳で対応実績が豊富な翻訳会社に依頼するのがおすすめです。
映像を妨げず見やすい字幕に調整してくれる
ウェビナー翻訳の依頼先を選ぶ場合、翻訳内容の正確さ・的確さに加え、字幕の編集技術の高さも重要なポイントです。映像翻訳に定評のある翻訳会社を選ぶと、字幕の見やすさにも配慮して調整してくれるため、受講者がストレスなく視聴できるウェビナー動画に仕上げられます。
具体的には、資料や講演者の顔が隠れないよう、適切な位置に字幕を配置します。また、パワーポイントの資料を使う場合は、文字の上に字幕が被らないよう、字幕位置を調整します。
ウェビナー翻訳を依頼する流れ
ウェビナー映像の翻訳を依頼したい場合は、映像翻訳を行っている翻訳会社に問い合わせてみましょう。問い合わせから依頼までの大まかな流れは以下の通りです。
・問い合わせ
まずは、映像翻訳を行う翻訳会社に、ウェビナー映像の翻訳について問い合わせてみましょう。電話または、ホームページに設けられているお問い合わせフォームを活用するとよいでしょう。対応可能な言語や作業範囲は翻訳会社によって異なるため、翻訳したいウェビナーの詳細を伝えて、対応可能かどうか確認しましょう。
・ヒアリング(ジャンル・納品形式・映像尺・費用感)
電話やメールなどで行うヒアリングを通して、依頼内容を詳しく伝えます。やり取りを通して、ジャンル、映像尺、納品形式、費用感などもくわしく詰めていきましょう。より細かく詰めたい場合や、企画段階から相談したい場合は、オンラインや対面でのミーティングが提案されることもあります。
・発注
依頼する内容や作業範囲が明確になったら、具体的な料金や制作スケジュールを含めた見積もりが出されます。見積もりを確認し、問題がなければ正式に発注となります。なお、この時点で疑問点や不明な点がある場合は遠慮なく質問し、不安を解消しておきましょう。
・依頼者によるチェック
翻訳の内容は、依頼者によるチェックを経て完成・納品へと進みます。
字幕を付ける場合は、依頼された内容が完成したら、仮納品となります。完成したウェビナー映像をチェックして、修正が必要な場合は対応を依頼し、問題がなければ納品へと進みます。
ナレーションの場合は、完成後に修正箇所が見つかり再収録となると、時間とコストが余計にかかります。そのため、依頼者の立ち会いのもとナレーションを収録する「立ち会い収録」という方法があります。依頼者が立ち会うことで、必要があれば収録現場で修正できるため、納得のいくウェビナー映像に仕上げることが可能です。立ち会いは必須ではありませんが、誤訳や完成イメージの不一致、再収録の手間やコストの発生を防げるため、ぜひ検討してみるとよいでしょう。
なお、ワイズ・インフィニティでは立ち会い収録に翻訳者が同席し、その場でナレーションのこまやかな修正や微調整をすることも可能です。
・納品
制作者、依頼者双方のチェックを経て、問題がなければ納品となります。
【ウェビナー映像の翻訳はワイズ・インフィニティにご相談ください】
ワイズ・インフィニティは、完成した海外のウェビナーや自社制作したウェビナーの翻訳を承っています。また、ウェビナー動画の企画段階からの相談も承っております。つくりたいウェビナーのイメージはあるけれど具体化が難しい、映像翻訳がネックとなって制作が進まないといった場合も、ぜひ映像翻訳の実績が豊富なワイズ・インフィニティにご相談ください。
まとめ
英語や多言語のウェビナー翻訳で迷ったら、まずは翻訳会社に問い合わせ・相談してみるのがおすすめです。映像翻訳の実績や経験豊富な翻訳会社であれば、スムーズに対応してくれるうえ、以下のようなメリットが得られます。
・英語をはじめ、多言語のウェビナーに対応してもらえる
・質の高い翻訳者のダブルチェックにより、誤訳のリスクを解消できる
・翻訳から編集まで、ワンストップで対応してもらえる
・吹き替えやボイスオーバー翻訳で、リアルで臨場感のあるウェビナー映像に仕上げることも可能
・映像を妨げず、ストレスなく視聴できるよう字幕を調整してくれる
ワイズ・インフィニティは、文書翻訳や現場翻訳、映像翻訳や放送翻訳などで経験と実績を活かし、昨今ニーズが高まるウェビナー翻訳も承ります。こちらのページからお気軽にお問い合わせください。